補正額につきましては、32億3357万2000円となるものでございます。
歳出の主な内訳につきましては、この事業の事業費として31億円を計上させていただいております。その他が事務費となるものでございます。財源につきましては、
全額、国庫支出金からとなるものでございます。
なお、この補正予算措置につきましては、国から速やかな給付を求められていることから、本会議最終日に上程をさせていただき、同日に採決をお願いさせていただきたいというものでございます。
事業の詳細につきましては、所管の部長から説明があります。
5: 【
福祉部長】それでは、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金について御説明をいたします。
事業概要につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響などにより生活に困窮されている方への支援の一つとして、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金を給付します。
2として、対象の世帯ですが、対象となりますのは2つのパターンとなります。まず1)、令和3年12月10日を基準日にして平塚市に住民票があり、世帯全員の令和2年の収入から算定される令和3年度分の住民税均等割が非課税である世帯。ただし、この場合でも非課税世帯である高齢者夫婦が課税世帯である子ども夫婦に扶養されているような場合、こういった例の場合には対象となりません。2)家計急変世帯として、感染症の影響を受けて家計が急変し、1)の場合と同様の事情にあると認められる世帯、この2つのパターンとなります。
(2)対象世帯数ですが、非課税、家計急変、合わせて3万1000世帯と見込みました。非課税世帯数は令和3年1月1日の時点での住民税非課税世帯で、約2万8000世帯となります。生活保護世帯も対象となりますので、この数の中に含んでいます。家計急変世帯についてはあらかじめの把握ができませんので、令和3年11月末時点の緊急小口資金申請者数の約3000世帯としました。この根拠ですけれども、緊急小口資金は令和2年3月に条件が緩和されまして、感染症の影響により収入減少や失業などとなった生計維持困難世帯を対象とするということになりました。それ以降、貸付を受ける人が大幅に増加したことから、緊急小口資金の申請者を対象人数とすることといたしたものです。非課税世帯については住民基本台帳と住民課税台帳から抽出する対象世帯に、市から申請書、これは案内と確認書になりますが、こちらを送付します。確認書で非課税世帯であること、給付口座は特別定額給付金の口座でよいことを確認していただいた後、返送をいただきまして、それに基づき支給決定、振り込みをします。これがプッシュ型と言われるものです。
なお、今回の給付金は公金受取口座登録法上の特定公的給付に指定され、税情報、特別定額給付金情報などの活用が可能となる見込みであります。
次に、家計急変世帯については様々な手法により情報を周知し、対象世帯から申請書を提出していただくことになっています。給付金は1世帯当たり10万円です。補正予算額ですが、先ほど
企画政策部長が申し上げましたとおり、財源は全額国庫となります。事業費は、扶助費として31億円、事務費は1億3357万2000円としております。委託料が1億円余りで、コールセンターや窓口設置、申請書の発送、審査、進捗管理などを予定しています。
スケジュールにつきましては、非課税世帯への申請書、案内と確認書になりますが、こちらの発送を令和4年1月下旬から2月頃と見込んでいます。
説明については以上となります。
6: 【
諸伏委員長】ただいま理事者から説明がありましたが、質問はありませんか。
7: 【
片倉委員】非課税世帯に対しての特別給付金ということで説明いただいたわけですけれども、このスケジュールのところで、申請期限は未公表ということで記載されていますけれども、今の流れでいくと、
企画政策部長からも説明いただきましたように、最終日に採決をさせていただいて、その状況に応じてすぐにプッシュ型のほうは対応できると。もう一つは、家計急変世帯に関しては、おおよそは3000ということで出してありますけれども、申請がなければ、結局は分からない状況です。申請書の発送が1月から2月頃、そうすると実際に給付される時期というのはどの程度を見込んでいるんですか。3週間だと3月になっちゃう。
8: 【
福祉部長】ただいま御質問がありましたが、非課税世帯の方に対する申請書は案内と確認書を含んだものなんですけれども、そちらの発送が1月の下旬から2月になります。この理由というのが、まず非課税世帯を洗い出して、扶養の有無なども調査した上で台帳を作って、その後、こちらからそういった書類をお送りすることになりますので、どうしても確認書と案内書をお送りするのが1月下旬から2月になります。そして本当の申請です。家計急変の方については、まだ今のところ細かな条件が出ておりませんので、いつぐらいということは申し上げられないんですけれども、そういったことが細かく出されましたら、なるべく急いで申請に係る条件などを皆様にお示ししたいと考えています。
なお、給付ですけれども、いわゆる確認書です。非課税世帯の方から確認書の返送がありましたら、大体二、三週間で振り込みができると考えています。
以上です。
9: 【
片倉委員】流れはよく分かりました。ほかの自治体と比べるのがいいのか悪いのか分かりませんけれども、ほかの自治体の議会だと、もう少し早いタイミングで議会には説明をされているような状況があると思うんです。前回の10万円のうちの5万円の給付金に関しましてもあるので、
文書にも書いてあるように、可及的速やかに対応しなきゃならないということなので、議会対応を含めた状況は今後の要望にとどめますけれども、できるだけ早く対応を理事者側もしていくべきだなということで、内容に関しましては了解をしました。ありがとうございます。
10: 【
諸伏委員長】ほかに。
11: 【
金子委員】家計急変世帯ということで、緊急小口資金申請者数でざっと3000世帯ということになっていますけれども、例えば12月に入って申請している人は、これに該当しないということになるんですか。
12: 【
福祉部長】おおよその人数を捉えるために、11月末現在の緊急小口資金を御利用になっている方の人数で計算をしております。12月以降がどうという話ではありませんで、あくまでも家計急変については、申請をされた時点でのその方の収入の状況がどうかということで、対象になるかならないかになります。
以上です。
13: 【
金子委員】私のところに相談が来ているんですが、緊急小口資金を申請しているけれども、全然いつ支払われるかということも分からないという相談が来ているんですが、3000世帯というのは、あくまでもこれは申請者数ですから窓口に来た人だと思うんですが、この小口資金を申請するのと、申請したから、これに今度、家計急変世帯に該当するということで、またプラス10万円が出るということでよろしいんでしょうか。
14: 【
福祉部長】緊急小口資金という制度自体は、社会福祉協議会でやっております。市の社会福祉協議会で受付をして、県の社会福祉協議会で実際の支給ですとか要否の確認などの作業をやっております。あくまでも、緊急小口資金を受けた方の人数をここの人数の算定には使いましたが、家計が急変したという点では同じかもしれませんけれども、審査をするというのは全く別に審査を行います。
以上です。
15: 【
諸伏委員長】ほかに。
16: 【
山原委員】それでは、ちょっと教えていただきたいんですけれども、私的に思いますと、非課税世帯というのは、かなりの率で御高齢の、既に所得は年金とか、そういうゾーンに入った家庭で、お子さんから支援をもらっていないという方が、この2万8000の中にかなりの比率であるんじゃないかと思うんですね。そういう意味からすると、緊急の生活に対する蓄えのある方々が多いのではないかなと思っています。その上で、本当に必要なのは家計急変世帯にいち早くお届けするのが、ニーズとして一番高いんじゃないかと思うんです。それの後に──後にというか、区別をつけちゃいけないんですけれども、非課税世帯も当然、困窮な世帯もあるわけですけれども。そうした場合に、非課税世帯のほうでプッシュ型の形を取れるよというお話があって、そっちが早く配られているから、もう既に配っていただいているんだと思ったら、本当に困っている方々のところは、これから質問なんですけれども、まだ仕様が決まっていないというのと、それがいつ頃決まるのかというのも、今日の議運の中でも御提示できないぐらいの状態であると、まさにこれは自治体でいくと、臨時特別給付金の準備をしていますよというメッセージはいいけれども、実際にお困りのところにはいつ頃届くのかという意味では、ここで大声上げてもしようがないのかもしれませんけれども、そこが一番スピードを要するところではないかなと私は思うんです。
ということで、まず、いつ頃決まるのかとか審査する仕様等、踏んでおられるのか、私も不勉強ですから、この場で分かる範囲で教えていただきたいというのと、その方々の支給を早くするために、この事務費の中で何か工夫をしようとされているのか、そこのところを伺いたいと思います。
17: 【
福祉部長】まず、答弁が逆になってしまうんですけれども、何か工夫を考えているのかというお話なんですが、国がどのようなことを示してくるのかというのがありますので、それに基づいて、なるべく早く支給ができるようには考えていきたいと思っています。やはり国が細かな部分を示してきておりませんので、何とも、お答えをどのようにしたらいいのかというのがあるんですけれども、国のほうでも、この家計急変については、家計急変といいますか、感染症の影響があって生活に何かお困り事が生じている方々に対しては、できるだけ速やかに給付をするように言っておりますので、申請について、それからその後の給付についても、なるべく迅速に、円滑にできるように簡便な方法での申請、そして簡便な方法での支給ができるように配慮を考えるというお話はいただいております。
以上になります。
18: 【
諸伏委員長】ほかに。
19: 【
端委員】先ほど事務費の説明の中で、コールセンターを設置するよということを言われていましたが、いつからいつまで、どこに設置するのか。また、相談者が無料で電話をかけられるのかどうなのか、無料で相談できるのかどうなのかというのをお聞きしたいと思います。
20: 【
福祉部長】できれば1月中には設置したいと考えているんですけれども、具体的に無料でかけられるかとか、場所の設置のことについては今考えている最中ですので、今ここですというふうに明言ができない状態です。
以上です。
21: 【
端委員】分かりました。現時点では回答は難しいというようなことでしたけれども、生活困窮されている方々が電話して相談してくるわけですから、できたら無料で相談できるような対応を取っていただけたらなというふうに、これは要望しておきます。前回、ワクチンのコールセンターを設けたときにも、周辺の市は無料だったけれども、平塚市は有料だったよという話がありましたので、そこら辺り、よく考慮してほしいなという要望にしておきます。
以上です。
22: 【
秋澤委員】今までのやり取りで確認をさせていただきたいんですが、住民税非課税世帯についてはプッシュ型なので申請書、案内と確認書で送ります。11月時点での緊急小口資金申請者についても、それはもう既に送れるということでよろしいんですか。
それと、先ほど
金子委員も言いましたが、12月に申請した人はどうなんだとか、これまで申請してないけれども、どうも苦しい、何とか工夫はしてきたけれども、もう限界だという人も中には1月になってからいると思うんですけれども、そういう方々には申請書は届かないですよね。その申請は、ホームページかなんかに申請書のひな形があって、それをコピーして申請してくださいとか、そういうやり方も考えているんでしょうか。その辺、確認をさせていただきたい。
23: 【
福祉部長】あくまでも緊急小口資金の人数を、予算をつくる際の概算の資料として使ったということだけでありまして、11月末の人数を使いましたが、12月以降、もちろん緊急小口資金の申請をされる方もいらっしゃいますでしょうし、それ以降に申請された方がこちらの家計急変の対象にならないということではありません。あくまでも予算をつくる際の資料として、その人数を使ったというだけです。
それともう一点なんですが、緊急小口資金を実際にお使いになった方の情報というのは平塚市では持っておりません。県の社会福祉協議会で持っておりますために、この緊急小口資金を使われた方に対して御案内を市から送るということができません。あくまでも市から送れるのは、非課税世帯の方々に対して、こういうことがありますのでいかがですかという確認書を送るということになりますので、その辺りは全く別に、プッシュ型とプッシュ型ではない申請型、こちら2つのやり方になると考えられます。
以上です。
24: 【
諸伏委員長】よろしいですか。(
秋澤委員「はい」と述ぶ)
ほかにございますでしょうか。
25: 【
小泉議員】今回は、申請書を送って申請してもらわないと基本的には出ないということですよね。1月か2月に申請書を送って、申請期限は未公表となっていますので──何で未公表なのか分かりませんけれども──取りあえず申請書が戻ってきた人で、危惧するのは、今、国のほうでもいろいろ論議していますけれども、例の18歳未満の10万円が給付されますけれども、最終的に10万円が現金なのか、分かれて5万円、5万円が現金なのか、あるいは国が当初言ったように、5万円とクーポンだというような感じも含めて、それと場合によっては一緒にされちゃう市民の人がいて、申請をしない──もらうほうですから、私たちは間違いなく申請しますけれども──場合によったらそういう人がいないとも限らないということを想定すると、このフォローをどういうふうにしてやるか。せっかくもらえるのに申請しなかったらもらえないのではうまくないでしょうし、その辺のフォローは、申請期限が未公表だからいつになるか分かりませんけれども、いずれにしてもその辺の時期に、仮に3万1000世帯から上がってきていないよという人が1人でも2人でもいるとすれば、きちんとフォローしてやって、申請が受けられるようにすべきだなというふうに思いますけれども、その辺の考えはいかがですか。
26: 【
福祉部長】非課税世帯の方、2万8000世帯いらっしゃいますけれども、この方々につきましては、案内と確認書を一緒にした申請書をお送りいたします。そして、ある時点で反応がないような方につきましては、いかがですかというようなお手紙、
文書を出す予定ではおります。
以上です。
27: 【
諸伏委員長】ほかに。
28: 【松本議員】今伺って、さらにちょっと心配になったんですが、そのときに入院をしている、生保の方とか、完全にいただける方でも意思表示ができない状態の場合というのは、どのようになるのか教えてください。
29: 【
福祉部長】いかがですかというお手紙を出したときにお返事をいただけないような場合の対応ということです。すみません、そこまでまだ考えておりませんでしたので、その辺り、そういうような事例についてどうすべきかということが、もしかしたら国からQ&Aで示されるかもしれませんし、また、なければ平塚市としても考えていきたいと思います。
以上です。
30: 【
諸伏委員長】よろしいですか。(松本議員「はい」と述ぶ)
ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
31: 【
諸伏委員長】特になければ、本件については、本会議最終日に追加議案として市長から提案されるということになりますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
32: 【
諸伏委員長】それでは、本会議最終日での提出ということで御了解願います。
本件について、本会議最終日の流れを事務局から説明願います。
33: 【次長】それでは、ただいま御説明がございました追加議案につきましては、12月17日、12月定例会最終日におきまして審議いただくということになりました。
最終日の追加議案になりますと、即決議案として取り扱うことになりますので、議題とされた後、市長から提案説明を行い、その後、質疑、質疑終了後は委員会付託の省略を諮り、討論、表決の順で行っていただくような予定でございます。
なお、12月定例会最終日の本会議前の
議会運営委員会におきまして、改めて追加議案の審議方法等につきまして御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
また、議案等の資料につきましても、最終日、本会議前の
議会運営委員会での配付になるとのことでございますので、御承知いただきますよう併せてお願いいたします。
説明は以上でございます。
34: 【
諸伏委員長】ただいま事務局から議案上程からの流れについて説明がありましたが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
35: 【
諸伏委員長】それでは、事務局説明のとおり取り扱います。
なお、12月定例会における議事運営についてでお示ししましたとおり、本件は即決議案でありますので、質問される場合は会派から1名及び無所属議員とさせていただきます。また、本日の
議会運営委員会の質問と重複するような質問は極力避けていただくようお願いいたします。
本件についてこれで終わります。理事者の方は御苦労さまでした。
以上で用意したものは全て終わりましたが、この際、ほかに何かございますか。
36: 【数田議長】私からは、近日のスケジュールについて皆様に御報告がございます。近日のところで各会派の代表者の皆様、無所属議員の皆様にも口頭でお伝えをさせていただき調整を図ってまいりました。12月17日の本会議最終日終了後に、会派代表者会議の開催をお願いいたします。よって、現状としては議会報編集委員会が本会議最終日終えてからという予定ですが、その前に会派代表者会議のスケジュールのロックをよろしくお願いいたします。
また、来年1月13日、定例行政報告会終了後、議会活性化検討委員会を行います。こちらもスケジュールロック及び出席をお願いいたします。
私からは、スケジュールの追記は2点ほどです。よろしくお願いいたします。
37: 【
諸伏委員長】ただいま議長からスケジュールの報告がありました。12月17日、会派代表者会議、年が明けての1月13日、議会活性化検討委員会を行いますので、御予定をお願いいたします。
ほかに何かございますか。
38: 【
片倉委員】本日、常任委員会の中で、午前中の教育民生、午後の環境厚生常任委員会で態度表明がおかしいなというふうに思いました。まず午前中、共産党の石田(雄)議員は、歳出の根幹は反対ということでございましたが、その根幹である歳入の部分に関しましては賛成に投じております。午後の松本敏子議員に関しましては反対の反対というようなことでございましたので、最終日議運の開催時に、このようなことがないように謝罪をしていただきたいということと、もう一点、これは2回目になりますので、団長の指示をしっかりいただくような状況をつくっていただきたいと思います。
以上。
39: 【
諸伏委員長】今、
片倉委員から本日の教育民生常任委員会、午後の環境厚生常任委員会、態度表明が違う旨がございました。最終日の議運においてしっかりとした態度を取っていただきたいという要望がありましたけれども、各委員さんはどうでしょうか。(
片倉委員「別に聞かなくていいでしょう。指摘しただけだから」と述ぶ)よろしいですか。
40: 【松本議員】ただいまの御指摘、誠に申し訳ないと思っております。帰ってきてすぐに、常任委員会が終わったときに、賛成したけれどもと言うので、すぐに訂正してくるようにということで言ったわけですけれども、委員長に御報告したところ、駄目だよということで受けていただけなかったということで、委員会でも受けていただけなかったのに、議運で私がそれを言うのもまずいなというふうに思いまして、責任は取らなければいけないというふうに思っていたところです。今御指摘いただきまして、2度目ということでもあり、厳重に注意したいというふうに思っております。申し訳ございません。
41: 【
諸伏委員長】ほかにございますでしょうか。よろしいでしょうか。(特になし)
特になければ、これで本日の
議会運営委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。
午後3時11分閉会
委 員 長 諸 伏 清 児
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